Chinese Rock/Johnny Thunders&HeartBrackers(RAMONES.Pro)

これもジョニー・サンダーズの名曲。ジャンキーらしい歌詞というか。
「Chinese Rock」とはまさにヘロインのスラングです。
この曲には面白いエピソードがあって、元々ラモーンズのDee-Deeとリチャード・ヘルが書いてラモーンズで出す予定だったのだが、曲が暗すぎるという理由でほかのメンバーに却下され、リチャード・ヘルが当時在籍していたハートブレイカーズで出し、その後、ジョニー・サンダーズがハートブレイカーズに加入し･･･という流れになってます。
　なお、かなり後に、ラモーンズがセルフカバーしてますね。
　これも俺がよく聴く曲です。
(英語詞)
http://www.azlyrics.com/lyrics/ramones/chineserock.html

(和訳)
誰かが俺に電話しやがる
「よう、アーティの家だ」
テメエは行きたがってる
テメエは警察にも行きたがってる
そしてテメエはそこに行って薬を手に入れたがってるんだよな

俺は薬漬けで生きている
ラリっているのが最高なんだ
俺は薬漬けで生きている
稼ぎは全て売人の元

壁が崩れかけている
女はシャワールームで泣いている
適当にヤルにはいい女だ
俺は金持ちになってるはずなのに
稼ぎは中国産の薬に吸い取られちまっている

俺は薬漬けで生きている
ラリっているのが最高なんだ
俺は薬漬けで生きている
稼ぎは全てヤクに消える

BORN TO LOSE/Johnny Thunders＆HeartBrakers

　NYパンクの名曲。
　同じ名前の曲だったらレイ・チャールズのが有名なんで、そっちのカバーというイメージがあるんですが、こっちは同名のオリジナルで。
パンクで「BORN TO LOSE」といえば、こっちのほうを指すことが多いかな。
で、Johnny Thundersなんですが、一言で言えば「愛すべきパンクジャンキー」というか。90年代に死んだんですが死因がドラッグのオーバードーズというまさに･･･って感じで。
　来日公演のDVD見たけど、これが凄いんだ。「PipeLine」ではトチりまくるし、ライブ途中に出来上がって寝ちまうし。でも、それがすげえサマになるというか。カッコ悪いけどカッコいいって感じ。
　彼が持ってるギブソン・レスポール・ジュニアのTVカラーは、いつかは俺が手に入れたいギターですね。
　
　この曲は、まさにラリってる時の気分を書いてるというか。何かその心境わかるような。ラリッてるわけじゃないけどね。まあラリりたい気分ではあるが。
(英語詞)
http://www.lyricsandsongs.com/song/558674.html
(訳詞)
ずっと生き続けてるけど
この街は寒すぎる
そして俺･･･めちゃくちゃ寒い
何故寒いかは知ってるんだ

一発きめちまえ！
失うために生まれたんだ
失うために生まれたんだ
失うために生まれたんだ
なあ、俺は失うために生まれてきたんだ

やるべきことは何もねえ
言いたいことも何もねえ
俺は薬が欲しいんだ
俺にはそれしかないんだ

一発きめちまえ！
失うために生まれたんだ
一発きめちまえ！
失うために生まれたんだ
一発きめちまえ！
失うために生まれたんだ
なあ、俺は失うために生まれてきたんだ
なあ、俺は失うために生まれてきたんだ

ジャングルの中で凌いでいる
そんなにきつくはねえ
この街で凌いでる
テメエの心を食い散らかしてな･･･

一発きめちまえ！
失うために生まれたんだ
一発きめちまえ！
失うために生まれたんだ
一発きめちまえ！
失うために生まれたんだ
なあ、俺は失うために生まれてきたんだ
なあ、俺は失うために生まれてきたんだ